涙腺【岐阜市八代の妙徳寺が仏事(葬儀や法事など)の相談承ります】
2022/03/13
捨てられないもの
心に残すもの
先日、中学校を卒業した娘から手紙が届きました。
中学校の企画した「卒業する子供への手紙」の返事というわけです。
少し走り書きと思える字で便箋用紙に一枚。
涙腺が崩壊したことは言うまでもありません。
娘なりに考えながら書いた文章。普段は口にしないけど考えていたこと。
これからの自分自身について。「意外としっかり者だな」と思わせてくれました。
手紙を読み終えて、改めて親という存在は不思議なものだと思いました。
これぞ父親という正解があるわけではありません。
自分の父親としての姿が正しいのかわかりません。
子供への思い、親としての思い、自分の親への思い、自分自身の子供としての思い。
いろんな考えがあります。いろんな形があります。
全てが上手くいくことはないのだけれど、上手くいくことが理想だと考えてしまう。
「正解がないことの難しさ」は「正解がないからこその楽しさ」なのかもしれません。