流血【岐阜市八代の妙徳寺が仏事(葬儀や法事など)の相談承ります】
2022/02/08
限って
こんな時に
先日、仲良くさせてもらっている住職のお父様が亡くなりました。
お寺での葬儀の事を寺院葬といいます。お寺の住職や前住職などが亡くなると
その葬儀はたくさんの僧侶が集まりお経を読みます。
一般の葬儀とは違いますから式のお手伝いが必要になります。
その役を会係(えがかり)といいます。今回は会係をご依頼されました。
会場の準備や僧侶の案内、式の説明など基本的には裏方として動きます。
葬儀の最中にも裏では様々なことが起こります。
一瞬の油断で不意に建物の角で頭部を負傷。ほどなくして流血。
まさに「こんな時に限って」です。
幸い大事には至らなかったのですが焦りました。
御住職の十分すぎる準備のおかげで無事に勤めることが出来ました。
友人でもある御住職が挨拶の中で「大雪の中での葬儀でしたが、これで雪が降るたびに父の葬儀を思い出すことが出来る」
とお話しされていたのが印象的でした。そして私も雪が降るたびに思い出す「痛み」と「油断大敵」、そして命の尊さに出会わせていただきました。