親心【岐阜市八代の妙徳寺が仏事(葬儀や法事など)の相談承ります】
2021/08/10
立って見る
木の上に
親という漢字は「木の上に立って見る」と書きますね。
子供の帰宅する様子を遠くから確認するために木の上に立って確認するという
親の思いが込められた漢字だと思います。
遠くからでも子供の姿を確認したいという親心。しかし木の上に立って見るということは
そう簡単に下りていくことも出来ないということもあります。
子供を高い場所から見守るということは、すぐに手を差し伸べることができない状況でもあるのです。ある意味、厳しい状況でも自分で立ち上がることを望むのも親心ではないでしょうか?
最近は、木の上から降りてしまっている親が多いような気がします。
優しさとは甘やかしと背中合わせなのかもしれません。